８日午前７時３５分ごろ、山形県南陽市川樋のＪＲ奥羽線で、線路脇の木が倒れて架線を切断し、中川―高畠間で上下線の送電がストップした。

　このため、山形新幹線は福島―新庄間で、奥羽線（在来線）も米沢―山形間のいずれも上下線で運転を見合わせていたが、午前１０時５０分に運転を再開した。山形新幹線は上下線計８本が運休や区間運休し、奥羽線も２本が運休。約３８００人に影響した。

　ＪＲ東日本山形支店によると、木は７日から降り続いた雪の重みで倒れたらしい。

　同支店によると、停電事故の影響で、現場付近を走っていた山形発東京行きの山形新幹線「つばさ１０４号」が、南陽市内で緊急停車。乗客約８０人はＪＲが用意したバスによる代行輸送で福島駅に向かった。



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